みなみ野グリーンゲイブルズクリニック│分娩・お産・産婦人科│よくあるご質問

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よくある質問

クリニックについて

完全予約制ですか? under
できるだけお待たせしないようにという配慮から、予約しての受診をお勧めしております。
予約の方法がわからなくて直接来院された場合、または予約をする時間がなくて来院された場合でも診察をさせていただきますが、予約の方が優先となってしまい、結果としてお待たせしてしまう場合がございます。
そのため、できるだけ予約をされての来院をお勧めしております。予約はホームページからでも、お電話でも結構です。診察内容のお問い合わせも受け付けております。わからないこと、ご質問などありましたらお電話ください。ただし、混みあう時間帯ですと、お電話でのご質問もお時間をいただくことがございますので、あらかじめご了承ください。
男性を連れての診察は可能でしょうか? under
妊婦検診は、夫、パートナーを伴っての受診は可能です。ご心配な場合には、受付でお申し出くだされば、医師からご夫婦に対して診察内容の説明を受けることができます。婦人科で手術などの説明をする場合には、医師からご家族の同行をお願いする場合もございます。ただし、父親、祖父、その他の男性などの場合などは、産婦人科は女性のみの患者様が多く、ご期待に添えない場合もあると思います。お分かりにならない場合には、受けつけでのお申し出、お電話でのお問い合わせに応じますので、ご検討ください。
子宮がん検診を予約しましたが、月経になってしまいました。検診は可能でしょうか? under
検診は、月経中はできません。ので、出血がなくなってからの検診をお勧めします。
がん検診は、子宮の入口から細胞を取って、がん細胞あるいはがんになりやすい状態の細胞があるかどうかを顕微鏡で検査します。細胞1個で判断するほどの微妙な検査ですので、出血中ですと、正確な診断ができません。せっかく行う検査ですので、良い条件で受けていただきたいと思います。
ただし、月経以外の不正出血の場合、その出血が例えば「癌」からの出血である場合などは、待っていても止血しない場合もありますので、ご相談ください。特に不正出血があって、ご不安で検査を受けたい場合には、この限りではありません。 また、出血が多くて長引いている場合には、貧血が進んでしまうので、急いで止めないといけない場合もあります。待っていても止まらない場合もあります。
これらは、診察しないとわからないことです。ご自分の判断だけで分からない場合には、ご相談ください。
上記のことは、あくまでも規則的に来ている月経の時には、待ってから受診をした方が良い、出血中は避けた方が良い、ということでのご説明です。
性感染症の検査は行っていますか? under
行っています。検査としては、おおむね2種類あり、血液検査でわかるものと、膣分泌物とか子宮の入口の細胞を取って行うものとがあります。前者は、梅毒、HIV、いわゆるエイズ、クラミジア抗体検査、などがあります。後者は、淋病、クラミジア抗原、などがあります。症状があるかどうか、によっても選択する検査は異なります。保険の扱い上、一度に血液検査と分泌物の検査ができないものもありますので、医師にご相談ください。
子供を連れての診察、面会は可能でしょうか? under
可能です。上のお子さんをお連れして面会、診察に来られる方はむしろ多いだろう、と予想しています。現在は、預けるような家族や親せき、近所の方もいらっしゃらない方が多いと思います。なので、診察に同行されること、面会にお連れいただくことは可能です。
ただ、大きな病院等では、診察や面会に小さなお子様を同行することを許可しない場合が多いと思いますが、理由は、連れてくる子供の感染症をチェックできないという理由によります。たとえば、風疹に罹っていても発疹などの症状が出ていないお子様を同行した方が、ほかの風疹にかかっていない妊婦さんに移す可能性を排除できないので、連れてこないように、と言う注意になり、同行は許可できない、ということです。
私達は、その理由は十分理解しておりますが、それは日常的に人ごみの中で妊婦さんが風疹に罹る可能性と同じと考えます。そこまで考えると、外出できない、ということにもなりかねませんし、いつどこから感染したか、ということは証明できない以上、移す、移される感染のリスクは理解していただいたうえで、お連れできるようにしたい、と思っています。 また、お子様を連れての面会は、個室でなければ同部屋の方への配慮で許可できない、という事になるとは思いますが、当院はすべて個室ですので、大きな声で騒いで隣のお部屋の方にご迷惑を掛けるということがなければ、お子様連れでの面会は可能です。 以上につき、ご理解いただきたいと思います。
入院時に食事は部屋で取るのでしょうか? under
全室が個室になっており、基本的には食事はお部屋で食べていただけるようになっています。ただ、2階の多目的ホールでご家族と一緒に食事をとることも可能です。毎日のお食事とか、お祝い膳は別料金になりますが、付き添いの方、お子様の分もご用意が可能です。(お食事は前日まで、お祝い膳は前々日までにお申し出ください。)その場合には、お部屋で食べてもいいですし、ホールで食べていただくこともできます。お食事を運ぶにあたっては、台車をご用意しようかとは思っておりますが、ご自身あるいはご家族で運んでいただく必要がありますので、ご了解ください。
その場合、赤ちゃんをコットでお連れいただくか、新生児室にてお預かりするか、はご希望によることになります。
婦人科手術等で入院されている方でも、お部屋以外の場所でのお食事は可能です。
他の方も同様のご希望があることもありますので、複数名でお使いいただくこともありえますが、お互い様ということで、気持ちよくご使用ください。
妊婦検診を他院で行っていますが、転院を希望しています。どうしたら良いですか? under
里帰り出産、転院につきましては、開院が、2018年6月1日ですので、それ以後の妊婦検診は当院でお受けいただくことができます。ので、情報提供書あるいは、母子手帳をお持ちいただき、予約をして来院していただきたいと思います。
産科医療保証制度に関しましては、転院の際に手続きが必要になります。転院までにお世話になっている医療機関へのご挨拶は院長より行いますので、お電話をいただくか、あるいは問い合わせフォームよりご連絡ください。
また、妊娠何週までに来院されるか、ということにつきましては、一般的に予定日近くに引っ越しとか移動をされると、その最中に陣痛が来たり、破水をしてしまったりして、慌ててしまうトラブルを避けたいので、妊娠9か月中旬、つまり妊娠34週ごろまでには、移動されることをお勧めしているとおもいます。が、あくまでも、お一人お一人の事情が異なると思いますので、現在妊婦検診をしてくださっている産婦人科医師の判断に従ってください。
前回は早産気味だったから、もっと早く移動したほうが良い、今回はお腹が張りやすくなっているから、早めの移動の方が良い、あるいは、今の状態での転院は危険なので、こちらで産んでから移動したほうが良い、とかの判断は医師しかできません。
ので、現在検診をしてくださっている医師と十分ご相談の上、移動される日程をお決めください。こちらから、いつまでに受診してください、とお願いすることはありません。なるべくトラブルなく、里帰り出産、転院をしていただきたい、と思っています。
夜間のモーニングアフターピルの処方はできますか? under
原則的に、当院かかりつけ、あるいは妊娠・出産予定以外の方の、夜間救急診療は行っておりません。また、緊急避妊ピルに関しましては、行為後72時間を限度としておりますので、数時間の差はそれほどご心配なくても大丈夫です。ので、平日昼間の受診で間に合う場合がほとんどです。
土曜日午後から日曜日まで、および祝日があっても、翌日の受診でも時間的には間に合う場合が多いと思われますので、余裕を持ってご予約いただければ、と思います。ただ、行為後、早い服用の方が避妊効果が高いことも事実です。ので、お急ぎの場合には、他に土日開いている医療機関もありますのでご検討ください。
セカンドオピニオンは可能でしょうか? under
ご自分のご病気に対しての検査の必要性や治療方針につきましては、納得いくまでご理解いただく必要があります。そのために他の医療機関でのセカンドオピニオンは積極的にお勧めしております。いろいろな方針がある場合もありますし、診療ガイドラインである程度どこの医療機関を受診されても、似た方針を示される場合もあると思います。どちらにしても、大切なのはご自分で納得されてから、検査、治療を受けることだと思っておりますので、ご遠慮なくお申し出ください。一般論として、セカンドオピニオンを嫌がる医師は避けた方がよろしいかと存じます。
車椅子での通院は可能ですか? under
可能です。当院は基本的にバリアーフリーの構造になっておりますし、エレベーターもありますので、通院、検査、入院は可能です。ただ、疾患によっては設備の整った病院の方がご本人にとって良い場合もございますので、個別に対応いたしますことをご了承ください。

産科について

会陰切開を行っていますか? under

行っています。特に初産の方は、赤ちゃんの頭が膣から出てくる時に、会陰が十分伸びない状態で出てくることが多いため、会陰切開を行わないとかえってズタズタに裂けてしまって、綺麗に縫合できなくなることがあり、産後つらい症状が残ってしまうことがあります。
また、膣の入口と、肛門の位置が非常に近い方がいて、赤ちゃんの頭は固いので、肛門や直腸まで裂けてしまう場合があります。膣の入口と肛門の場所につきましては、個人差が大きくて、遠くはなれている方もいれば、1~2㎝とすぐ近くに肛門がある方もいます。これは生まれつきのことで、ご本人にはどうしようもないことです。赤ちゃんの頭が大きくて、肛門の位置が近いと、直腸まで裂けてしまって、場合によっては非常に重篤な後遺症を残してしまう場合すらあります。肛門は、大便が出てくる場所で細菌が多くいますので、清潔を保つのが難しく、縫合不全が起こりやすいのです。縫合不全になりますと、非常に心配なことになります。
以前は、出産前に浣腸をして、赤ちゃんが出てくる膣の入口の便を取り除いてから、出産してもらっていました。固い便があると赤ちゃんの頭が便塊に妨げられて、出にくかったり、産道を降りてこないことがあったので、していた処置でした。たとえ肛門や直腸が裂けてしまっても、縫合しやすいように、縫合不全になりにくいように、という意味もありました。 ですが、現在は浣腸そのものを、妊婦さんが嫌がるから、ということで、しなくなってしまったので、以前より不潔になりやすくなっています。医療側としては、より注意が必要になっています。
自然は良くできていますので、陣痛を起こすホルモンのプロスタグランディンというホルモンが出産近くなって、多く出てくるようになりますと、腸の蠕動運動も活発になって、便が柔らかくなったり、下痢に近くなったりして、産道のあたりの腸内には、便が無くなるようになっております。この仕組みがうまくいけば浣腸の必要はありません。ただし、全員がうまくこの仕組みが働くとは限りません。

また歴史的に、多産多死の時代には、最初の子供は産道を広げる役目だ、ということで、産婆さんは、時間をかけて丁寧に会陰の皮膚を伸ばしながら赤ちゃんを取り上げていたのです。低酸素の状態が長く続いて、その結果、最初の赤ちゃんが亡くなっても、お産はそんなものだから、ということで誰にもとがめられない時代の話です。
母体を傷つけることが何よりもいけないことで、会陰に傷をつけないように赤ちゃんを取り上げるのが産婆さんの腕であった時代もありました。証明することはできませんが、なので、昔は長子は、「長男の甚六」と言って、ぼーっとしていて少し頭がおかしい子が多かった、と言う人もいます、低酸素の状態が長く続いた、ということかもしれません。
今のように分娩監視装置が発達しておらず、赤ちゃんの状態が分からない時代には、赤ちゃんのことは考えないで、会陰を少しずつ伸ばしていくことで傷をつけずにお産をしていたのです。ですが、今は時代が違いますから、赤ちゃんの状態によっては、低酸素の状態を長く続けることは許されないことです。なので、会陰の皮膚を陣痛が来るたびにゆっくりと伸ばしていられる時間がないことも多いのです。なるべくはゆっくり会陰を伸ばしながらお産をすることで、会陰切開の傷の大きさは最小限度にすることは可能です。が、まったく裂けないようにお産をすることは、実際上あまり現実的ではありません。

会陰切開は、赤ちゃんの頭の圧力を切開する方向に逃がしてあげる、と言う意味もあります。それは肛門や直腸、尿道の損傷を必要最小限度にしたい、ということです。

また、会陰は赤ちゃんにとっては、産まれてくる前の、最後の非常に抵抗のある場所ですので、長くそこでとどまって、酸素不足で赤ちゃんが苦しくなってしまった場合には、急いでお産をさせてあげる必要があります。酸素不足の状態が長く続くと、赤ちゃんの脳にダメージが残ってしまうこともありますので、心音の状態によっては会陰切開をして急いで産ませてあげる必要が生じることがままあります。そのような時には、会陰切開をして、早く赤ちゃんを産ませてあげる必要があります。お産は、最後まで何が起きるかわからないという側面があります。お母さんと赤ちゃんにとって、安全にお産を終了することが何よりも大切なことですので、会陰切開と縫合、そのタイミングなどにつきましては、医師の判断にお任せいただきたいと思います。
急遂分娩(吸引分娩、かんし分娩)といって、早く赤ちゃんを出してあげる必要が生じた場合には、器械を使う必要上、会陰切開をして器械を挿入します。急遂分娩になる時には、急いで赤ちゃんを出してあげる必要がある、と言う時ですので、ご理解とご協力をお願いいたします。

自然に裂けてしまった傷よりは、会陰切開術をして縫合したほうが綺麗に治るということもあります。切開する時には、麻酔をして痛みをとってからお声がけして行いますので、ご安心ください。

世界には、アフリカなど医療が十分受けられない地域でお産をしている国々では、お産の後遺症で、肛門や括約筋の断裂、尿道や尿道括約筋などが裂けたままになってしまい、便失禁や、尿失禁の状態で苦しんでいる若い女性たちが数多くいます。医師が会陰切開術を行って縫合することで防げる後遺症は数多くあります。何でも自然な状態がいい、ということはありません。

昔の日本では、出産後に裂けてしまった会陰の傷を、膝を抱えた状態で、両足を揃えて固く縛ったりして1週間程度、ずっと同じ姿勢で固まっていたことが知られています。それでも、おそらくうまくつかなかったのでしょう。ぱっくりと裂けてしまった会陰をお持ちの高齢の方を診察したことがあります。すごくショックでした。1週間も両足を固く閉じて動かさないようにしても、つく傷もあれば、つかない傷もあったでしょう。現在では、傷があっても縫合すれば元通りになりますから、会陰裂傷に対する縫合は必要な医療だと思います。自然に裂けるよりは、会陰切開の傷の方が縫合しやすく、治りやすいのです。それは、歴史が証明しています。

カンガルーケアを行っていますか? under

行っておりません。カンガルーケアにつきましては報道でいろいろと言われておりますが、もともとは早産などで小さな赤ちゃんが産まれても、保育器がなかったり、足りなかったりしている国や地域で、お母さんの胸で赤ちゃんを保温していたら予後が良かった、という事実に基づいて小さな早産低出生体重児に行っていたものです。
ですが、その行為が母子関係を作るのに良い、ということで広まってきたのです。ただ、カンガルーケアをすることで、生まれたばかりで呼吸状態がしっかりしていない赤ちゃんが、無呼吸になっていることにお母さんが気が付かなくて、赤ちゃんが亡くなったり、酸素不足になって脳に重篤なダメージが残ったりして事故が頻発しました。この事実から、賛否両論が起きています。
赤ちゃんはお母さんのお腹の中にいる時には、羊水という海水と同じ成分の水の中にいます。呼吸は当然していませんが、お母さんから臍帯の血液を通して酸素をもらっています。また、呼吸様運動といって、呼吸の練習をしていることがわかっています。いざ産まれると、そのとたんに空気を吸って酸素を自分で取って生きていくことになります。 この変化は赤ちゃんにとっては劇的な変化ですので、産まれてしばらくは、空気から自分の肺で酸素を取って二酸化炭素を外に出すと言う大きな変化を余儀なくされているのです。
私たちは、生まれたばかりの赤ちゃんは、予定日に近い十分成熟していて体重も大きな赤ちゃんであれば、呼吸中枢も成熟しているので、おそらく無呼吸発作などの問題は少ないだろう、とは思いますが、予測が難しいと思っています。
あと、大変なお産を終えたばかりで疲れ切っているお母さんに、長時間、不安定な状態の赤ちゃんを見ている余裕があるのだろうか、と疑問に思っています。
スタッフが母子を十分観察できる状態で、カンガルーケアを行うことについては、問題は少ないだろう、とは思いますが、産科医療の現場はどこも、産科医師や助産師などの人手の余裕がありません。余裕がある医療施設で行うのであれば、安全に行えるであろうとは思いますので、カンガルーケアそのものに反対しているわけではありません。
なので、良好な母子関係を築くことの大切さは十分理解しておりますが、それはこれから長い時間をかけて育てていく必要があるものだと考えていますし、産まれたばかりで呼吸も循環も不安定な赤ちゃんは、保温をしつつ、しっかりと観察する必要があると思います。また、大変な出産を終えたばかりで疲れきっているお母さんには、ゆっくりと休んでいただいて、さらに大変な育児や母乳栄養の準備をしていただくことが大切だと思っています。

以上の理由で、いわゆるカンガルーケアは当院ではおこなっておりませんが、出産後、良好な母子関係を構築するために、健康に生まれた赤ちゃんと過ごす時間は大切にしています。抱っこもしてもらいます。母子関係の構築のために、必要なお手伝いは十分させていただきたい、と思っています。赤ちゃんの状態で許されることであれば、生まれてからの感動的な時間を共有していただくことについては、十分理解をしています。

フリースタイル分娩は行っていますか? under

いわゆるフリースタイル分娩は行っておりません。
理由は、出産は、特に分娩前後は母体も胎児も急変することがあり、それに対して備えると言う意味では、最終的には分娩台でのお産が安全だと思っているからです。
今でも、出産でお母さんが亡くなる理由の第一番は出血死です。止血できない、輸血が遅れる、という理由で、母体死亡が起こりますが、それは絶対に避けたいのです。目の前で出産を終えたばかりのお母さんが亡くなっていくのは絶対に見たくありません。
大出血だけではなく、羊水がお母さんの血管内に入ると、DICと言って、短時間で全身の血管内に血栓ができて、血液が固まらない状態になってしまうことがあります。この場合の判断と処置は、1分1秒を争います。大出血の場合にも、出血を止める役割の凝固因子が使い尽くされてしまうと同じ状態が起こります。
出産と出血はつきものです。突然の大出血にたいしては、1分1秒を争う処置が必要になりますが、それは、フリースタイルで行っていると、どうしても処置は遅れるだろう、と思います。医療スタッフが診察しやすく、どこから出血しているのか、という判断ができないと出血を止めることができません。
分娩時の異常は予測することがまったくできないのです。今まで元気だった母児が急変するので、医療スタッフはどのお産も緊張感を持って対処しているのです。結果が悪ければ、ご家族は医療スタッフなど、誰かのせいにしたい気持ちは理解はできますが、予測も予防もできないのがお産なのです。そのために産科は医療裁判が多く、産婦人科医師が辞めていく大きな原因のひとつになっていますし、医学生が産婦人科を選択しない最も大きな理由になっています。  
とにかく現在でも、日本では、約100万件のお産に対して、年間30~40人のお母さん達が命を落としておりますが、赤ちゃんはもっと危険と隣り合わせであるのがお産なのです。 
産婦人科医療の歴史は、母児の安全を追及してきた歴史に他なりません。が、母体死亡も新生児死亡も0にはなりませんし、0の国はありません。
世界の平均は、お産10万件に対して約400人のお母さんが命を落とすというものですが、それはお産250件に対して1人のお母さんが命を落とすという事です。日本は、10万件にしたら、3~4人のお母さんが命を落としますが、世界の平均にしたら、100倍以上安全です。世界でも最も安全にお産ができる国のひとつです。それは先輩たちが血のにじむような努力をして、作り上げてきた医療なのです。その成果を持って、私たちはできるだけ安全な医療を提供していきたいと思っておりますが、それにはご本人とご家族のご理解とご協力が大変重要です。
安全を追及し、そのために、判断と処置がしやすいようにと、分娩台は長い時間をかけて作り上げてきた医療器械なのです。
ただ、分娩第一期(陣痛が起きてから、子宮口が10㎝まで開く間)では、時間が長いですし、赤ちゃんが元気で母体にも異常がなければ、ゆったりと過ごしていただきたい、と思っています。そのために、コードレスの監視装置の使用や、ご家族と過ごせるような場所をご用意しています。できればお茶などを飲みながら、テレビでも見て、楽しく分娩第一期を乗り切っていただきたい、と思っています。それで、分娩第2期になると、母体と胎児の急変に備えて、分娩台での待機が必要だと思います。
出産前後は、母体と胎児の状態を詳しく観察しなければ、異常の発見が遅れてしまいますので、各種モニターを駆使しながら、安全な分娩をしていただきたい、と思っています。赤ちゃんが無事に産まれたとしても、お産は終わりではありません。分娩後2時間は特に急変が起きやすい時期で、後出血などの危険性もありますので、分娩台でしっかりと観察をしていきます。

なので、いわゆるフリースタイル分娩は行っておりませんが、最後まで出産する母体に寄り添って、良い思い出になるようなお産をしていただきたい、と思っていることには変わりはありません。

母乳育児を進めていますか? under
進めています。母乳は、赤ちゃんにとってとても大切な栄養です。お母さんから免疫物質をもらったり栄養をもらったりできます。また、最近の研究では、赤ちゃんの腸内細菌を育てるのに母乳が大切な役割を果たしていることが分かっています。腸内細菌は、単に栄養を摂取できるようにしているだけではなく、免疫のコントロールをしている、という事も分かってきました。なので、母乳育児を希望されている方には、できるだけ実現できるように助産師さんを中心に支援してまいります。
また母乳をあげることで良好な母子関係をつくることも期待できますし、哺乳瓶の消毒とかミルクを作る手間がないことで、時間的にも余裕ができるという利点もあります。
ただ、世の中にはどうしても母乳が出ないお母さんもいるのです。また、病気のために母乳を直接あげられない方もいます。ので、どうしても母乳でなければ、という母乳信仰のような考えは持っていません。
母乳だけで栄養が不足するのであれば、ミルクを足してあげればいいのです。赤ちゃんは十分すくすく育ちますから、もしご自分が母乳の出が悪くて、思っているようにあげられなくても、ご自分を責めたりする必要はありません。母乳をあげることでお母さんになるのではなく、赤ちゃんを可愛いと思って育てていくうちに立派にお母さんになっていくのです。だから、母乳が十分出ないことで、自信を失ったりしていただきたくありません。
また、出産後何時間経過したら、母乳をあげるのか、ということでの決まりはありません。逆に母乳は出なければあげたくてもあげられません。ですので、通常は出産後48時間以内には、出始めることが多いですが、個人差が大きいですので、自然な状態で出たらあげる、ということを基本として考えております。
私達は、何にも増してお母さん達が自信を持って赤ちゃんに接していただけるように支えていきますので、何でもご相談していただければ、と思います。
母児同室ですか? under
ご希望の方には母児同室とさせていただいておりますが、その日の体調によっては母児同室がお辛い時もありますので、その日の具合でお決めいただいております。夜間はご希望でお預かりしておりますし、日中も同室ご希望でない場合には、時間を決めたり赤ちゃんが泣いた場合に母乳をあげに来ていただいたり、ミルクをあげに来ていただくことが出来ます。ご自宅に帰ってからはじめて夜間のお世話をされると、初産の方の場合にはとまどうこともあります。ので、退院前に同室指導をご希望の方に行っております。外来の助産師外来で同室ご希望か否かは伺っておりますし、「バースプラン」でもお聞きしていますので、助産師外来でご相談ください。
父親の分娩立ち合いはできますか? under
出来ます。ただし、帝王切開の時には、立ち会えません。できれば、お父さんも十分な知識と練習をしていただいて、一緒に妊婦さんに寄り添っていただきたいし、励ましていただきたい、と思っています。最後の赤ちゃんが産まれるところだけでなく、妊娠中から、ずっとお二人で産まれてくる赤ちゃんのことを準備していただきたい、と思っています。 そのための「両親学級」なども、開きますが、何もかも与えられるだけでなく、積極的に準備に関わっていただけると大変良いお産になると思います。
胎児の性別を教えてもらうことはできますか? under
胎児の性別は、知りたい方と、産まれてくるまで知りたくない、楽しみにしていたい、という方に分かれると思います。知りたい方には、超音波で判別できる週数になって、条件が良ければお話しすることは可能だと思います。ただし、100%あっているという保証はできないのが事実です。昔に比べれば超音波診断装置の精度も上がっていますので、判別できる可能性はずっと高くなりましたが、赤ちゃんの身体の向きとか、性器の見え方などによっては、間違えることもあります。このことをご理解いただける方であれば、お話できますので、ご希望があれば、お申し出ください。その時の担当医の判断で、対応させていただきます。
超音波の写真はもらえますか? under
ご希望があれば、診察につき1枚程度のお写真を提供することはできます。ただ、お写真は大切な個人情報でもありますので、ご自分とご家族だけで見ていただいて、SNSなどで拡散させたりはしないでください。カルテの一部でもありますし、ご自分の身体の一部でもありますので、大切に扱っていただきたい、と思います。ご希望があれば、お申し出ください。ただ、多くの枚数を差し上げることは難しいですので、ご了承ください。
妊婦検診に夫や祖父母、子供を立ち会わせてもいいですか? under
産まれてくるお子様を楽しみにしているのは、周囲のご家族の方全員だと思います。
なので、妊婦検診に立ち会いたいと言うご希望は理解できます。が、妊婦検診は、あくまでも診察ですので、お腹の胎児の診察だけではなく、必要だと思った時には、内診台での診察もあります。
診察をしたら、お腹が張っていると判断された場合には、内診台で分泌物が感染性ではないか、とか、子宮の口が開いていないか、とか、頸管が短くなっていないか、などの検査を必要とする時があります。そのような時に、義理の祖父母がそばにいたら、妊婦さんは恥ずかしくなってしまうこともあると思います。夫でも、内診に立ち追うことを躊躇される方もいらっしゃいます。
ので、場合によるとは思いますが、診察に始めから最後まで立ち会うことが難しい場合があることをご理解ください。夫や上の子供と一緒に赤ちゃんの姿を見たい、というご要望があるとして、そのご要望にお応え出来る場合には、対応いたしますが、いつでも対応できるか、というと、その都度の医師の判断になることをご理解いただければ、対応させていただきます。
外来で診察中に、待っている子供が遊べるところはありますか? under
あります。1階の多目的ホールの中に、キッズスペースを設けています。また、天気が良い時には外で安全に遊べるところを作っていますので、そちらで待ちながら遊んでいることもできます。
売店と自販機がありますので、お子様がのどが渇いたりしたら飲み物をあげたり、軽食を食べながら待っていただくことも可能です。私達は、できるだけ待ち時間が短くなるように電子カルテ上での工夫をしておりますが、それでも待ち時間を0にすることはできません。ただ、その時間を楽しく過ごしていただけるようにと思っております。
2018年6月1日が開院日ですが、その前の土日、5月26日(土曜日)の午後と27日(日曜日)終日を内覧会としております。クリニックの中を御覧いただけます。またスイーツと飲み物をご用意する予定です。どなたでもご参加できますので、ご都合がつけておいでください。よりクリニックの内情をご理解いただけると思います。
お産をする部屋にはどのようなタイプがありますか? under
当院の分娩室は、陣痛室を兼ねています。3部屋ありますが、それぞれは個室になっています。その他に予備室として一部屋がありますが、こちらも個室になっています。陣痛が来たら、原則的にはそちらでお産になるまで過ごしていただきますが、分娩第一期に関しては、中庭にウッドデッキ仕様の場所があって、ご家族と過ごしていただいても結構です。
赤ちゃんの心音は絶えず観察しなければなりませんので、コードレスの監視装置を準備しております。それを装着していただいた状態で、できるだけご自由にお過ごしください。3部屋はそれぞれ壁紙も異なり個性的な仕様になっています。夫やお子さんが一緒に過ごせるようにと言う意味でも個室にしていますが、いざお産が始まってからはもちろんですが、それまでも母子ともに安全にお産をしていただくために、スタッフの指示には従ってください。お産は、本当に急変することがあり、危険と隣り合わせです。無事にお産をしていただくために、私たちはプロとして観察をしていますので、ご協力いただきたいと思います。
それでもお産は一生に一度か二度、多くても三度位しか経験できない素晴らしい体験であることは確かですし、愛する家族とその経験を共有したい、というお気持ちも十分理解をしておりますので、快適に過ごせる環境をご用意しています。良い時間が過ごせることと、安全にお産を迎えること、両方がかなうようにすることを目指しています。
お産や婦人科手術の入院の時には何も準備しなくてよいのでしょうか? under
基本的には「手ぶらで入院」を目指しています。「お産セット」と「婦人科手術セット」「アメニティセット」はご用意しています。「お産セット」の内容は、お産で使用するものとして考えられるもの、例えば、お産用パッド、新生児用品、などをご用意します。「婦人科手術セット」は、婦人科手術で入院時に必要なもの、をご用意いたします。
「アメニティセット」は、シャンプー、リンス、歯ブラシ、歯磨き、などです。
フェイスタオル、バスタオルなどは、必要な数をお貸ししますので、入院中はお使いください。寝間着、部屋着などもタオルなどと同様にお貸しする形になると思います。すべて自分で用意するので、セットは必要ない、という方には、入院費用から、値引きをさせていただくことを検討しております。
そのうち、セット内容をホームページで公開してまいります。大変申し訳ありませんが、まだ、すべての準備が整っているわけではありませんので、整い次第ホームページに公開してまいりますので、しばらくお待ちください。
前回のお産が帝王切開だったのですが、受けてもらえますか? under

受けています。帝王切開の回数には、特にこだわりはありません。ただ、前回の帝王切開の理由とか、術後の経過など詳しくお聞きして、個別に対応させていただく場合があることをご理解いただきたいと思います。

お産をする時に40歳以上になってしまうのですが、受けてもらえますか? under

40歳以上だから、と言う理由だけでお断りするということはありません。年齢だけではなく、個人差が大きいと思っています。
ただ、妊娠前から、合併症と言って、何らかのご病気がある場合、その合併症の種類と程度によっては、ハイリスク妊娠・分娩を扱う「総合周産期センター」でのお産をお勧めする場合があります。母児ともに安全なお産をすることが最大の目標ですので、当院での安全なお産が可能であろうという方には、ご利用いただいております。
ただ、どうしても高齢出産の場合、妊娠週数が進むと、母体が妊娠の負担に耐えられなくなることが多く、切迫早産や母体高血圧、などの異常が増える傾向があります。そのような場合には、適切な医療機関への転院をお勧めしていますので、ご理解をお願いします。

急に陣痛が来て入院する場合、夫や実母はすぐには駆けつけて来ることができないのですが、子供を連れて入院してもいいですか? under

2人目、3人目の出産の場合には、どなたも同じご心配があるだろうと思います。
昼間はともかくとして、多少は医療側スタッフに余裕がある場合もありますが、特に夜間、土日休日については、最低限の医療スタッフしか常駐しておりません。特に夜間は一人の場合もあります。お子様をお連れになっても、他の患者さんへの対応などが、そのためにおろそかになってしまうわけにはいきません。また、来院時には、胎児心拍や陣痛を監視するため分娩監視装置を装着したり、内診台での診察で分娩の進行などを判断しなければなりません。検査中とか診察中に、お子様が、どなたかにお世話をしてもらえるという状況にはありません。LD室(陣痛分娩室)で待機できる状態なのであれば、個室ですので、ご家族が来られるまで、一緒に待つことはできるかもしれませんが、それも状況によるだろうと思います。
なので、基本的にはご家族でお話し合いをして、適切に対応していただきたいと思います。どうしても、急な入院への対応がご家族で無理な場合には、お勧めするわけではありませんが、あらかじめ日を決めて予定入院をし、陣痛を誘発し、計画的に分娩をする、と言う方法もあります。が、陣痛誘発剤の点滴とか、メトロイリンテルという水風船のようなものを子宮内で膨らませて陣痛を起こしたりする方法を取らなければならず、母児ともにご負担がかかると思います。通常は、分娩を早期に終了させる必要が生じた場合に取られる方法ですが、どうしても夜中にお子さま連れの入院が避けられない、と判断される場合には、一応選択肢のひとつとして考えられる方法だろうとは思いますので、前もってスタッフに相談ください。

婦人科について

ブライダルチェックは行っていますか? under
行っています。ご結婚前に、ご自分の身体のことをしっかりと知っておきたい、ということは大変良いことだと思います。項目は、子宮頸がん検診、性感染症の有無として、血液検査、分泌物の検査などがあります。詳しくは、受付でお聞きすることもできますし、こちらのページでご確認いただけます。ただ、病気の検査や治療ではありませんので、保険は利かず、自費になります。このことをご了承いただきたいと思います。
漢方薬の処方は行っていますか? under
行っています。漢方薬は、使い方によってはとても有効ですし、更年期症候群とか、月経前症候群、月経困難症、便秘症などで効果を発揮することが多いです。ホルモン剤では抵抗がある方でも、漢方薬であれば服用できる方もおります。なので、ご希望があったら医師に伝えてご相談ください。あくまでも薬ですので、副作用がない、と誤解している方もおりますが、薬には違いありませんので、副作用が出ることもあります。医師の判断と指示に従っての服用をお願いいたします。
生理痛がとてもつらいです。検査や治療は可能でしょうか? under
生理痛は、医学用語では、「月経困難症」と言って立派な病気です。日常生活に差し障るような痛みがある場合には、たとえば「内膜症」などの病気が隠れている場合もありますし、特に器質的疾患がない場合といって、子宮や卵巣に検査で異常が見つからない場合もあります。それでも、日常生活に支障がある場合には、検査や治療が必要になります。市販薬で対処している方もいると思いますし、それで楽になっている場合には、経過をみてもいいでしょうが、病気が隠れている場合もありますので、是非一度婦人科を受診していただきたい、と思います。鎮痛薬の選択肢も広くなりますし、超低用量ピルを服用することで規則的に月経が来て痛みが軽くなることもあります。
婦人科でご相談ください。
修学旅行があるので、生理日の移動をしたいです。いつ受診したらいいですか? under
月経開始日を変更する場合には、おおむね2つの方法があります。1つは、排卵前に黄体ホルモンを服用して、服用後に消退出血を起こしてしまって、予定の月経日を前にずらす方法です。もう一つは、たとえ排卵後であったとしても、黄体ホルモン剤の服用を継続することで、消退出血を後ろにずらす方法です。どちらも一長一短あります。また、規則的に月経が起きる方でないと計算通りにいかないこともあります。前にずらす方法を取る場合には、2か月前とか、時間的に余裕を持って受診された方がいいと思います。こちらですと旅行中に薬を飲まなくてもいいという利点がありますが、計算どおりに行くかどうかは少し不安な場合があります。後ろにずらす場合には、こちらの方が確実ではありますが、旅行中に毎日薬を飲まなくてはなりません。飲み忘れると出血が起きてしまうことがあります。ただ月経の直前に、ずらしたいと思った場合には、後ろにずらす方法しか取れません。し、薬を服用しても、間に合わないこともあります。こちらの場合には、月経が起きる5,6日前から薬を服用しますので、その程度の時間的余裕を持って受診してください。
どちらがいいかは、医師と相談してください。できれば時間的に余裕を持って受診されると良いと思います。
お風呂で見たら、下からピンクのピンポン玉のようなものが出ていました?子宮が下がってきているのでしょうか? under
子宮脱、膀胱脱などの病気が考えられます。頻尿とか、尿が出にくい、不正出血があるなどの症状がある場合もありますし、症状は何もない場合もあります。出産回数が多い方に起こりがちですが、たとえ1回の出産経験でも起こりえます。産婦人科を受診してご相談ください。子宮、膀胱、直腸と3つの臓器が下がってくるので、性器脱、とか骨盤臓器脱という病名を使用することがあります。3つの臓器の下がり具合によって、自覚症状は異なります。
治療としては、保存的治療と言って、ペッサリーという中央に穴があいているドーナツのような形をした柔らかな医療器具を膣内に挿入して、押し上げる方法があります。この場合には、人間の身体にとってペッサリーは異物ですので、3か月ごとに交換する必要があります。
が、ペッサリーでは修復できないタイプあるいは、恥骨という骨にかけて押し上げるのですが、恥骨の場所によっては、ペッサリーでの整復が難しい方もいます。子宮だけが落ちている方では、ペッサリーの中央の穴から子宮が出てきてしまって、整復できない方もいます。
膣壁に傷がついてしまう方、細菌が入りやすくて帯下が多くなってしまう方、などはあわないので、この方法では難しいです。
また、保存的治療があわない方、ずっと通院することが嫌な方には、手術療法もあります。私達が行っている手術は、膣式子宮全摘術と前後膣壁形成術を組み合わせた方法で、日本人の辻先生が作られた優れた術式を採用しています。子宮は下がってきているので、摘出しますが、ご高齢の方が多いですし今後出産をされることはありませんので、子宮を摘出することで日常的に体調が変わることはありません。膣中核という組織を強固にして余分に伸びてしまっている膣壁を取り除いて修復します。再発が多いということで、この方法を取られない医師もいますが、私達は再発はあまり経験しておりません。 メッシュを使う方法もありますが、メッシュは異物であるので、トラブルが起きやすいこと、アメリカではメーカーの方で提供しなくなってしまったなどの問題があります。
膣閉鎖術は、子宮癌検診ができなくなること、などの理由で採用しておりません。
詳しくは、婦人科受診をされて、医師から説明をお聞きください。
診療予約
042-663-1101
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